R5 SS化学部

SS化学部

部紹介

身近な現象などで疑問に思うことがたくさんあります。思わぬことから、新たな発見も生じます。よく観察し、実験を繰り返し、結果を記録し、考えることを大切にして研究を続けています。
現在は、主に4つのテーマの研究を日々行っています。
①ポリアクリル酸ナトリウムなどを溶かした水溶液中で析出するNaCl型結晶の形状とその変化
②セルロース構造の高分子を溶解した水溶液に青色光を照射することで生成する銀ナノ粒子
③カナメモチの赤色の新葉に含まれるアントシアニンを用いた色素増感太陽電池
④フェーリング液に浸けた亜鉛表面に生じる銅の多様な色彩の変化

【研究概要図】


目標

全国高等学校総合文化祭自然科学部門、高校化学グランドコンテスト、学会のジュニア部門、日本学生科学賞、JSEC、国際大会などに出場して多くの方々と交流できるよう、積み重ねた研究成果をきちんと論文にまとめて発表することが目標です。これらの大会に出場して、大学の先生や研究に携わっている方々からのアドバイスをいただいたり、講演会を聴いたりすることで、多くの高校生と「自然科学の不思議」を解明していく楽しさを共有し、深く理解していく貴重な経験ができます。

部員数(R5年度当初)

27名(1年:16名、2年:4名、3年7名)

主な成績

発表および論文審査
2023年度までに、全国高等学校総合文化祭自然科学部門は茨城大会から連続10回出場、北信越地区大会は第1回から連続11回出場、日本学生科学賞 中央最終審査出場:日本科学未来館賞、JSEC最終審査会2回出場、高校化学グランドコンテストの入賞によりTISF(台湾)やISYF(シンガポール)の国際大会にそれぞれ2回出場など、富山県のみならず国内外の大会にも出場してきました。

【R5年度】 大会や発表や論文の研究テーマを「部紹介」に記載した①~④で表した
・7/29~7/31 第47回全国高等学校総合文化祭(かごしま総文)自然科学部門 ポスター発表①
・9/19 日本金属学会2023年秋期講演大会 高校生・高専学生ポスターセッション ①、②
・10/28~10/29 第18回高校化学グランドコンテスト ①、②、③、④
☆ 化学技術賞(第3位)①
この受賞により、シンガポールで開催された16th International Science Youth Forum @ Singapore(2024.1.9~1.12) に出場を果たした
☆ 特別協賛企業賞 「日本ゼオン・チャレンジ賞」①(化学技術賞とW受賞)
☆ ポスター賞 ③
・10/25 第82回日本学生科学賞県予選 最優秀賞受賞により、論文を中央審査に提出 ①
・10月 JSEC2023(第21回高校生・高専生科学技術チャレンジ)に論文を応募 ②、③、④
☆ 入選 化学分野 ②
☆ 入選 エネルギー:持続可能な材料・設計分野 ③
☆ 佳作 化学分野 ④
・11/11 第35回富山県高等学校文化祭 自然科学部研究発表会 ①、②、③、④
【ポスター(パネル)発表部門】
☆ 優秀賞 ①  岐阜総文祭自然科学部門(2024年8月)および北信越地区大会出場推薦
☆ 優良賞2件 ③、④ 北信越地区大会出場推薦
・第11回北信越地区高等学校自然科学部研究発表会(論文審査のみ)①、③、④
☆ 最優秀賞 ①
☆ 優秀賞 ③
・3/26 ジュニア農芸化学会2024出場 ③
・3/16 第20回日本物理学会Jr.セッション(2024)(オンライン)①、④
・9月 第18回「科学の芽」賞 論文提出 ③
・3/10 令和5年度福井県合同課題研究発表会参加 ①、④
・3/23 NICEST (化学分野の研究の成果などを英語で発表する会)(オンライン)①

2023年度も多くの大会に出場することができました。大会関係者の皆様、論文の審査やご講評を寄せていただいた先生方、研究にご協力いただいた方々、日頃の活動を支えてくださった皆様に感謝いたします。

部活動

前の記事

R5 家庭部
SSH

次の記事

SSH通信 第43号